スポンサーリンク

製造業用語一覧

 

段ボールの印刷方式

版とは

印刷をするためのデザインされた部品。
通常の印鑑を想像すると分かりやすい。ハンコが刷版、朱肉がインキにあたり押された名前などの印が印刷物です。その版上に文字や写真のイメージを書き込む事で、いろいろな情報や絵柄を印刷できる様になります。

 

印刷原紙とは

巻き取り原紙(ロール型)

 

印刷の種類

オフセット印刷(平版)

凹凸がない版を使う。平版印刷は水と油の反発現象を利用した印刷方式。インキを付着させたくない非画線部に水を付着させる事で、インキを反発させる性質を持たせ、画線部は親油性の樹脂で形成されるため、インキが付着します。版から直に印刷せず、一度ゴムで出来たブランケットにインキを転写(OFF)し、そのインキが被印刷体に転写(SET)されることからオフセット印刷といいます。小ロット・高精細な印刷に適しています。

 

 

フレキソブル印刷(凸版)

凸版印刷の一種で、ゴム製または感光性樹脂など柔軟性のある素材で出来た印版を使用します。それにより、表面に凹凸がある段ボールやアルミ缶など平面でないものへの印刷が可能です。フレキソ印刷で使用されるインキは、環境対応の容易な水性インキが多く、段ボールや製紙のほとんどに水性印刷されています。

 

 

グラビア印刷(凹版)

グラビア印刷とは、凹版印刷(おうはんいんさつ)と呼ばれる印刷方法です。
版に凹みを作ってそこにインクを流し込み、紙やフイルムに印刷をする方式となります。高品質なカラー印刷で細かい濃淡を表現するのに優れている印刷方法となっています。オフセット印刷に比べ、生産性が高く、大量生産に適しています。

 

製函とは

段ボールを組み立て、段ボール箱状態を作る

 

モールド(MO)加工

プラスチックなど、熱可塑性(加熱することで柔らかくなり、加工しやすくなる性質)の高い素材を加工するときに使われる方法のひとつで、加熱して柔らかくした素材を金型に注入し、その金型を冷やして固めて形を作る技術です。

38分くらい

 

バーリング加工

バーリング加工とは、穴をあける際に、板を厚くすることです。例えば、薄い板にネジをはめ込む際、板厚が薄いとはめ込みが弱くなったりするので、穴をあけた加工部分に若干の立ち上がりをつくることで厚みを形成します。これにより、ネジ穴の深さが増し、はめ込みがより強固になるんです。

 

プレス加工

プレス加工とは、加工物を金型に圧着(プレス)して金型の形に変形させる加工方法です。外から圧力を加えることで、製品の加工し変形させたり組み合わせたりする作業のこと

 

スポット溶接

スポット溶接とは、溶接する金属母材の上下から電極をあて大電流を流し加熱し、冷却、母材を再凝固して2つの母材を溶接する圧接法です。スポット溶接の特徴は、金属の電力抵抗を利用した溶接法であることです。電流が流れると電気抵抗が起こり発熱するのを利用した溶接法

 

カシメ加工

金属の板と板を繋ぎわせる工法をカシメという。カシメ加工と他の接合方法(溶接、ネジ、接着剤など)と比較した際のメリットは、主に以下の通りです。

  • 接着剤を使用しないため、材料費を抑えることができる
  • 加工後にベタついたり、加熱することがないため、綺麗に接合ができる塑性変形を利用した接合のため、溶接よりも速く接合が可能であり、生産性が高い
  • 異種金属や金属&プラスチックの接合も可能ネジのように振動しても緩むことがない
  • 熱による接合ではないため、塗装板の接合にも使用できる

 

投稿者をフォローする
スポンサーリンク
SHOBLOG